楽天モバイルは繋がらない?iPhoneの副回線として使用してみた(2021年7月、東京)

楽天モバイルは繋がらない?iPhoneの副回線として使用してみた(2021年7月、東京)

こんばんは、kabosu-masaです。

最近増えてきた「格安SIM」、中でも楽天モバイルは使用料無料キャンペーンや使用量0円からのプランであり、注目度が高いです。一方で、繋がらない、などの評判も聞きます。

今回は先日契約した楽天モバイルのつながり具合を実際に都内で使用してみたので、ご紹介したいと思います。

楽天モバイルは2021年3月31日でauのローミングが終了しましたが、果たして繋がるのか、接続強度はどの低度であるかなどご紹介します。

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今日は、先日契約した楽天モバイルの都内での接続具合について検討しましたので、ご紹介します。都内ではauローミングが終了しており、楽天回線に繋がるはずです。楽天回線の接続状況はどうか、また接続速度がどのくらいか、検証します。

なお、先日紹介した楽天モバイルのeSIMでの契約方法を紹介した記事はこちらになります。

楽天モバイル接続の検証結果 概要

まず、楽天モバイル接続の検証結果概要についてお伝えします。

  • 検証時、東京エリアでは手動で楽天モバイル回線を選択しないとローミング終了しているはずのau回線に接続することがある。
  • そのためパートナー回線使用量が増加し、通信量制限がかかる上限の5GBまですぐに到達してしまいそう。
  • 楽天回線接続時は測定したところでは快適な速度。
  • 今回の検証結果では、楽天回線エリアとHPに記載のあるところがほとんどであったが、なぜかパートナー回線に繋るケースがあった(iPhone特有の現象か?)

それでは、どのように検証してどのような結果が得られたかご紹介していきます。

楽天モバイル接続の検証

それでは楽天モバイル接続の検証について、接続検証条件、各結果についてご紹介していきたいと思います。

1.楽天モバイル接続の検証試験の条件

まず楽天モバイル接続の検証を行った際の条件をお伝えしたいと思います。

  • 2021年7月某日。
  • 使用機種:iPhoneXS SIMフリー。物理SIMとeSIMのデュアルSIM
  • 物理SIM:docomo(主回線)、eSIM:楽天モバイル(副回線)
  • 電話回線設定:docomo(デフォルトの音声回線)(楽天モバイルに電話あっても着信はかかる)
  • モバイルデータ通信:楽天モバイル(モバイルデータ通信の切替を許可しない、つまり楽天モバイルが繋がらないときにdocomo回線に自動で接続するような設定にはしていない)
  • 神奈川県(自宅)から東京(千代田区、勤務地)までの通勤時及び会社付近での接続確認テスト。
  • 接続試験はiPhoneアプリのspeed testで実施。接続試験時は接続バンドを確認してどの回線に繋げているか確認。

それでは実際に接続テスト結果をお伝えしていきます。

2.楽天モバイルの接続試験の方法

残念ながらiPhoneではmy楽天モバイルのアプリで楽天回線に接続しているのか、それともパートナー回線に接続しているのかわかりません。iPhoneでは別の方法で実施する必要があります。

まず1つ目の方法はそこで、通常の電話アプリを使い、「*3001#12345#*」を入力して電話ボタンを押して、どのバンドに接続しているか確認します(通話料はかからないようです)。

すると、下記画面になりますので、「Serving Cell Info」を選択します。

「freq_band_ind」の項目を確認します。

この数字が3の場合、楽天モバイルの回線。18,19の場合はパートナー回線(au)に接続しています。

接続している回線を確認後、「sppedtest」のアプリで接続速度を確認します。

次に2つ目の方法です。iPhoneの「設定」→「モバイル通信」で楽天の回線を選びます。

「ネットワーク選択」を選択します。

下記画面で自動を切ることでも接続可能な回線の確認ができます。

Rakutenが2つ表示されている、または440 11(RakutenのPLMN番号)が表示されていれば楽天回線エリアのようです。

3.楽天モバイルの接続試験の結果

まず、家をでて、駅で測定しました(神奈川です)。楽天モバイルHPのエリアマップ上では楽天エリアですが、掴んでいるのパートナー回線のバンドである18でした。念のため、上で紹介した2つ目の方法で確認しましたが、楽天回線は掴みません。楽天モバイルのエリアマップがどこまで正しいのか・・・あるいはiPhoneだとうまくつかまないとかあるのでしょうか?

一応接続速度を測ります。パートナー回線であるauの接続速度ですが、下りで27.5MB、上りで25.7MB。通常使用であれば快適な速度ですね。

ちなみにdocomoで測定したところ、下りで224MB、上りで28.5MB。下りはとてつもない速度です。

都内に入ってから、移動中の電車で速度測定をこころみました。まず、接続回線を確認しましたが、接続バンドは「18」「19」ばかりが表示されて、楽天回線である「3」が表示されません。

駅滞在時は速度は測定していません。

オフィス(千代田区)についてからも確認してみました。ビルの10階くらいにオフィスがあるのですが、接続回線は手動で楽天モバイル回線を繋ぐことができました。接続回線は楽天回線を示す「3」、接続速度は下記のようになりました。ダウンロード14.4Mbps、アップロード6.36Mbpsでした。

楽天モバイルの接続試験結果

楽天モバイルの接続試験結果は下記のとおりでした。

  • 検証時、東京エリアでは手動で楽天モバイル回線を選択しないとローミング終了しているはずのau回線に接続することがある。
  • そのためパートナー回線使用量が増加し、通信量制限がかかる上限の5GBまですぐに到達してしまいそう。
  • 楽天回線接続時は測定したところでは快適な速度。
  • 今回の検証結果では、楽天回線エリアとHPに記載のあるところがほとんどであったが、なぜかパートナー回線に繋るケースがあった(iPhone特有の現象か?)

以上でした。インターネットで調べると、iPhoneの旧機種では自動で楽天モバイルの回線を掴まないことがあるそうです。注意が必要ですね。

今後もまた調査してみたいと思います。

まだ使い勝手検証する必要がありますが、無料期間終了後も、通信量を1GBに抑えれば0円で運用できる楽天モバイルはサブ回線としてすごく魅力的だと思います。興味ある方はぜひ契約してみてはいかがでしょうか?

ご覧くださりありがとうございました。

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