こんばんは、kabosu-masaです。
今回は、BRAIN DRIVENを読んだ感想をお伝えしていきます。
あなたは仕事だったり、自己学習のモチベーションが下がってしまうことはありませんか?
私はこの記事を書いている現在、仕事に関連したモチベーションの低下を感じています。
しかもどのようにモチベーションをあげたらいいのかわからない状態です。
このような状態から抜け出したく、何か本を読んでみようと思いました。その時に選んだのが、BRAIN DRIVEN、パフォーマンスが高まる脳の状態、です。
この本の作者、青砥瑞人は脳の科学を研究分野だけでなく、実践にも活かす応用神経科学者のかたです。
この本は実際に読んでみて学びも多かったので、今回紹介していきます。
この記事を読むことで下記のことがわかります。
それでは、早速ご紹介していきたいと思います!
まず、BRAIN DRIVENを読もうと思った理由についてあらためてご紹介していきたいと思います。
この本は脳神経学に基づいて、Motivation、Stress、Creativityについて説明しています。
在宅勤務で日常的なMotivation維持に悩むようなこともありましたので、この本を読むことで、日常のMotivationをどのように維持すべきか学ぶことができるのではないかと思い、読んでみようと思いました。
実際にMotivationを維持するためのヒントも得ることができました。
それでは、この本で特に勉強になった一部について紹介していこうと思います。
この本に書かれているMotivationに関する記述を自分なりにまとめてみます。
まず、「メタ認知」と呼ばれる、自分自信を客観視、俯瞰視する認知の状態、これを行い、自分のモチベーションと向き合う必要があるとのことです。また、メタ認知をする習慣がない人はその脳部位が機能しづらくなるようなので、メタ認知を繰り返すことは脳の活性化にもつながるようです。
そして、行動を起こす前には、人間は思考系と感情系の二つの脳のシステムの情報を参照しているようです。特に感情を見ずに蓋をしては行動力や思考はいつまでたっても高まらないので、自分の感情や感覚に注意を向ける必要があります。当たり前のようだが、重要な考えだと感じました。
モチベーションは、
という流れのようです。
さらに、人それぞれ、モチベーションを感じることが違うという多様性も理解しておくことが重要であることを筆者は述べています。
筆者は神経科学的欲求五段階説を説明しています。有名なマズローの欲求段階説と若干順番の前後があります。モチベーションが高くないと感じる時は、この神経科学的欲求五段階説で一つ一つ検証していくのも良さそうです。
下になるほど、高次な欲求であり、後天学習型と呼ばれ、エネルギーを必要とするということになります。
つまり、普段我々が高めようとしているモチベーションは「脳の高次機能または学習に関わる行動を直接的に誘引する、体内および脳内の変化を認識した状態」ということになります。
食べたい、眠いなどのボトムアップ型モチベーションを制御しながら、勉強したいなどのトップダウン型モチベーションを実行に導く必要がある。あるいは、ボトムアップ型のモチベーションをトップダウンのモチベーションの栄養に転用する方法も存在しています。
例えば、空腹状態のモチベーションのを勉強に役立てたり、眠い時に勉強してモチベーションを上げたりすることで効果を得られる方法です。作者が紹介していたのは、コーヒーが好きなので、机の上に置いてあえて飲まないで飲みたいという生理的欲求を仕事のモチベーションに活かしたりする方法でした。
筆者は著者の中で、モチベーションの段階についても紹介しています。そのなかでも高次のモチベーションである、「学習モチベーション」になるのに重要なことは、失敗の認知であると述べています。
失敗を認めたり、失敗を認知することは、成長へのポテンシャルに気付けていることになります。
普段から失敗をきちんと認知し、何が悪かったのか考えることは成長のためには非常に重要であると再認識させられました。
本書評では少しの要素しか紹介していませんが、他にもためになる内容が満載でした。
モチベーションが上がらず困っている時、ストレスを感じているがその状況を改善したい時、クリエイティビティを向上させたい時などにぜひ読んでみて欲しいです。