こんばんは、kabosu-masaです。
先日Air Pods Pro 2を購入しました。Air Pods Pro 2は初代Air Pods Proに比較して音質やノイズキャンセリング機能、そして外音取込機能が向上しており、満足感高く使用しています。
私は他にもいくつかノイズキャンセリングイヤホンを所持しています。ノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンは、初代Air Pods Pro、SONYのWF-1000XM4を所有しているので、ノイズキャンセリング、外音取込、音質、マイクについて比較してみました!
私はイヤホンの専門家ではありませんので、あくまで個人的な感覚での比較になりますが、購入検討の参考になれば幸いです。
この記事は下記の方の参考になります。
それではご紹介していきます。
AirPodsPro2の初期レビューは下記記事をご覧ください。
AirPodsPro2の長期使用後レビュー記事はこちらです。
ノイズキャンセリング性能についてまずは紹介していきます。
今回のAirPodsPro2は初代AirPodsProの2倍のノイズキャンセリング機能と言われています。実際に10点満点でそれぞれを採点すると下記のようになります。
初代AirPodsProのノイズキャンセリング機能は多くのノイズキャンセリングイヤホンの中でもトップクラスです。電車内などで使ったり、飛行機で 使ったりしましたが低めの定期的に発生する音のノイズキャンセリング能力は十分だと感じます。一方で、カフェでの話し声などは聞こえてしまいます。
SONYのWF-1000XM4は元々のイヤーチップに若干の遮音性があります。それとノイズキャンセリングが加わるので、初代AirPodsProよりもノイズキャンセリングが強いように感じます。低めの定期的に発生するノイズは聞こえづらくなります。一方で、初代AirPodsProと同様に人の話し声などは聞こえます。ただ、初代AirPodsProよりは話し声なども聞こえづらくなるので、8点としました。
最後にAirPodsPro2ですが、初代AirPodsProからの進化を感じます。低音域のノイズキャンセリング性能はわずかに向上した印象です。
さらに、すごいのはカフェなどでの話し声は聞こえづらくなっています。電車のアナウンスなどはある程度聞けるのですが、ワイワイガヤガヤした音などはかなり低減できています。
かなりノイズキャンセリングが強いので、人によっては怖く感じるかもしれません。
次に、外音取り込み機能について比較します。これは、イヤホンをしていても外の音を自然に聞こえるようにする機能になります。SONYのWF-1000XM4ではアンビエントサウンド機能と呼ばれています。
初代AirPodsProの外音取込機能は初めて使用したときにかなり感動した記憶があります。外話し声などはイヤホンをしていないかのように聴くことができます。
一方で、エアコンの音であったり、高音のキーンとした音などは実際の音よりも誇張されて聞こえます。私はこの音が少し嫌いで、AirPodsProでは外音取込機能はあまり使わず、ノイズキャンセリングをオフにするかイヤホンを外していました。
また、外音取り込み機能をオンにした時は初代AirPodsProから再生される音楽などはあまり聞こえないイメージです。
SONYのWF-1000XM4の外音取込機能はアンビエントサウンド機能と呼ばれています。
あまり使うことはないのですが、初代AirPodsProと同等な印象です。
低音が誇張されたりすることもないので、使いやすいかと思います。
ただ、初代AirPodsProと同じく、外音取込機能をオンにしていると再生されている音楽はかなり聞こえにくい状態になります。
AirPodsPro2は搭載されているチップの向上などの効果もあり、初代AirPodsProからかなりの進化をしていると思いました。AirPodsPro2で一番進化したのはこの外音取込機能だと自分は思っています。
AirPodsPro2の外音取込機能は機械で処理されたような印象はほとんどなく、外音取込機能をオンにしていると、イヤホンをしていないように感じるくらいです。
また、外音取込中でも再生されている音楽は聴きやすくなりました。
今のところ何の不自由も感じないこの機能は、間違いなく満点つけたいと思います。
次に音質について比較してみました。音質については人の感じ方もあるので、私の主観が強い感想ですのでご注意ください。
初代AirPodsProは少し低音の鳴りが弱いのと全体的にフラットな音な印象です。
可もなく不可もなくというところだと思います。
SONYのWF-1000XM4は比較的低音域も強く、ロックやJ-POPを聴く自分にとってはいい音だと感じます。初めてAirPodsProからSONYのWF-1000XM4にしたときには音の良さを感じることができました。全体的に音楽に厚みを感じる気がします。
AirPodsPro2ですが、初代AirPodsProに比較して、低音が強くなった印象です。わずかではあるものの音質が向上した印象を受けます。
一方で、SONYのWF-1000XM4と比較すると、まだ十分な音質ではないと感じたので、7点をつけました。
次に着け心地の比較をします。これは、付けやすさとつけている時の感触で評価しています。
まずは初代AirPodsProです。AirPodsProは非常につけやすく、また取り外しも容易です。
一方で私は装着した時にノイズキャンセリングによる耳への圧迫感があり、つけているのがきつい状態です。そのため評価としては7点にしました。
ただ、以前紹介したSedna Earfit Crystalにより、装着時の圧迫感を感じなくなりました。そのため、適切なイヤーチップを使うことで、評価は9点になります。
なお、Sedna Earfit Crystalは下記の記事で紹介しています。
SONYのWF-1000XM4はAirPodsProに比較するとサイズも少し大きく付け心地がよいとは言いづらいかもしれません。ただ、慣れてしまえば問題ないし、装着時にAirPodsProで感じるような圧迫感はないので快適です。
AirPodsPro2は初代AirPodsPro、取り付け取り外しが非常にやりやすいイヤホンです。一方で強力になったノイズキャンセリングのせいか、つけている時の圧迫感が初代AirPodsProよりもきつく感じます。
これはイヤーチップをつければ改善します。初代AirPodsProに使用していたSedna Earfit CrystalはAirPodsPro2でもしっかりと支えています。
最後にマイク性能について比較です。なお、検証はWindowsパソコンに接続したときに録音してみた音声を聴き比べています。
初代AirPodsProは7点をつけました。周りの雑音などは入らないので、マイクとしての性能はある程度あります。
しかし、一定の音声で喋っていてもボリュームが録音された音が大きくなったり小さくなったりするので、おそらく処理がうまくできていないのでしょう。
初代AirPodsPro同様周辺の音で喋っている音声がわからないと言うことはありません。
しかし全体的にこもったような声に聞こえるので、マイク性能がそこまでいい印象は受けません。
AirPodsPro2ではマイク性能の向上を感じることができました。
周辺の雑音は拾いにくいです。初代AirPodsProに比較すると、しゃべっている声がよりクリアーで声の大きさが変わることもありません。
これはマイク位置の変更と処理チップの性能向上の効果だと思います。
以上、比較してきた内容をまとめると下記の表となります。
初代AirPodsPro | SONY WF-1000XM4 | AirPodsPro2 | |
ノイズキャンセリング | 7 | 8 | 9 |
外音取込 | 8 | 7 | 10 |
音質 | 6 | 9 | 7 |
付け心地 | 7(9) | 8 | 6(9) |
マイク | 7 | 7 | 9 |
合計 | 35(37) | 39 | 41(44) |
使いやすさやiPhoneなどApple製品との連携を考えるならAirPodsPro2、もし音楽をより楽しみたいならSONY WF-1000XM4という感じでしょうか?
他にもAirPodsProには空間オーディオ機能があったり、SONYWF-1000XM4はハイレゾ音源に対応(ただしiPhoneでは使えない)などそれぞれ独自性能があるので、気になる方は調べてみてください。
各イヤホンの特徴を比較してきましたが、どちらのノイズキャンセリングイヤホンを買っても満足できることは間違いないと思います。イヤホンは毎日使う人も多いと思うので、その点からするとコスパの高い製品だと思います。一度買えば3,4年は普通に使えますし。
もし予算がある方は両方買ってみるのもありと思います。
この記事がノイズキャンセリングイヤホン検討の参考になれば幸いです。